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ピカソ作品が鑑賞できる主な美術館一覧

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【作家別】代表作を所蔵する美術館一覧
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ピカソの作品が見たい人必見!

ピカソは作品数が膨大なだけに、日本国内・国外共に、多くの国の美術館に所蔵されています。

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  1. まず結論
  2. ピカソの作品は一気に観きれません。作品数が多過ぎます!
  3. ピカソ美術館
    1. 【フランス】パリ・ピカソ美術館(Musée National Picasso, Paris)
    2. 【フランス】アンティーブ・ピカソ美術館(Musée Picasso d’Antibes)
    3. 【フランス】ヴァロリス・ピカソ美術館(Musée National Picasso, La Guerre et La Paix )
    4. 【スペイン】バルセロナ・ピカソ美術館(Museu Picasso de Barcelona)
    5. 【スペイン】マラガ・ピカソ美術館(Museo Picasso Málaga)
  4. ピカソ美術館以外の海外美術館
    1. 【フランス】ポンピドゥセンター(Centre national d’art et de culture Georges Pompidou)
    2. 【スペイン】国立ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)
    3. 【イギリス】テート・モダン(Tate Modern)
    4. 【アメリカ】ワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)
    5. 【アメリカ】ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art, New York)(MoMA)
    6. 【アメリカ】メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)(The Met)
    7. 【アメリカ】クリーヴランド美術館(Cleveland Museum of Art)
    8. 【ロシア】プーシキン美術館(Pushkin State Museum of Fine Arts)
    9. 【ロシア】エルミタージュ美術館(Hermitage Museum)
  5. 日本国内美術館
    1. 【東京】石橋財団アーティゾン美術館
    2. 【神奈川・箱根】ポーラ美術館
    3. 【岡山県倉敷市】大原美術館
    4. 【広島】ひろしま美術館
    5. 【神奈川・箱根】彫刻の森美術館・ピカソ館

まず結論

エダマメ
エダマメ

独断と偏見でおすすめするよ!

海外までピカソの絵を観に行きたい人は、

まずは、パリへ行くと良いでしょう

その次にスペイン。

あとは、個別に見たい絵がある美術館に行きましょう。
(アメリカとかイギリスとかフランスの地方とか…)

 

国内でピカソの絵を観に行きたい人は、アーティゾン美術館、彫刻メインであれば、箱根彫刻の森美術館へ行きましょう。

エダマメ
エダマメ

ここで罠なのが、

美術館で所蔵している≠常に鑑賞できる

ってところなんだ。

 

美術館内でも、作品の状態を保つためやメンテナンスのため、

来場者に目垢が付かないように…などの理由で、

常に展示しているわけではないから、

目当ての作品があるときは、美術館へ行く前に必ず展示内容は確認しよう!

極論を言ってしまうと、日本国内に関しては、美術館の常設展での鑑賞を期待するよりも、数年に一度の「ピカソ展」といった企画展に行った方が、多くの作品を鑑賞できるでしょう。

ピカソの作品は一気に観きれません。作品数が多過ぎます!

ピカソの作品数は膨大です。

その作品数は、

  • 油絵・素描:約13,500点
  • 版画:約100,000点
  • 挿画本:約34,000点
  • 彫刻・陶器:約300点

と、ギネスブックに「最も多作な美術家である」と、登録されている程なのです。

 

その為、「ここへ行けばピカソ作品が思う存分鑑賞できる!」という美術館は意外と少なく、それぞれの美術館が数点ずつ所有しているような状況です。

今回は、ピカソの代表作品が鑑賞できる、主要な美術館を紹介いたします。

 

ピカソ美術館

ピカソを思う存分に鑑賞できるピカソ美術館。

フランスに3カ所、スペインに2カ所あります。

【フランス】パリ・ピカソ美術館(Musée National Picasso, Paris)

所蔵品のほとんどは、遺族が相続税の代替でフランス政府に納めた作品ピカソが晩年まで自ら大切に所有していた、貴重な良品が多い。

  • 『自画像』 – Autoportrait (1901年末)
  • 『ラ・セレスティーナ』 – La Célestine (La Femme à la taie) (1904年3月)
  • 『二人の兄弟』 – Les deux frères (1906年夏)
  • 『木陰の三人の人物』 – Trois Figures sous un arbre (1907年-1908年冬)
  • 『ギターを弾く男』 – Homme à la guitare (1911年秋)
  • 『籐椅子のある静物』 – Nature morte à la chaise cannée (1912年春)
  • 『画家とモデル』 – Le peintre et son modèle (1914年夏)
  • 『肘掛け椅子に座るオルガの肖像』 – Portrait d’Olga dans un fauteuil (1917年秋)
  • 『帽子をかぶった娘』 – Femme au chapeau (1921年)
  • 『闘牛』 – Corrida (1922年)
  • 『浜辺を駆ける二人の女 (駆けっこ)』 – Deux femmes courant sur la plage (La course)(1922年夏)
  • 『牧神パンの笛』 – La flûte de Pan (1923年夏)
  • 『ピエロに扮するパウロ』 – Paul en pierrot (1925年2月28日)
  • 『画家とモデル』 – Le peintre et son modèle (1926年)
  • 『赤い肘掛け椅子の大きな裸婦』 – Grand nu au fauteuil rouge (1929年5月5日)
  • 『海辺の人物たち』 – Figures au bord de la mer (1931年1月12日)
  • 『彫刻家』 – Le sculpteur (1931年12月7日)
  • 『読書』 – La lecture (1932年1月2日)
  • 『ドラ・マールの肖像』 – Portrait de Dora Maar (1937年)
  • 『マリー=テレーズの肖像』 – Portrait de Marie-Thérèse (1937年1月6日)
  • 『泣く女』 – La femme qui pleure (1937年10月18日)
  • 『子どもと鳩』 – L’enfant aux colombes (1943年8月24日)
  • 『朝鮮の虐殺』 – Massacre en Corée (1951年1月18日)
  • 『草上の昼食 (マネによる)』 – Le Déjeuner sur l’herbe d’après Manet (1960年3月-8月)
  • 『接吻』- Le baiser (1969年10月26日)
  • 『抱擁』 – L’étreinte (1970年9月26日)
  • 『若い画家』 – Le jeune peintre (1972年4月14日)
  • フランス国立美術館
  • 開館:1985年
  • 作品数:約5,000点
  • 所蔵作品:絵画、彫刻、デッサン、陶器、版画、直筆の書簡・写真

 

【フランス】アンティーブ・ピカソ美術館(Musée Picasso d’Antibes)

元々は、17世紀にこの地域で勢力を誇っていたグリマルディ家の古城の博物館であった。1946年9月〜11月の間、ピカソがアトリエとして数々の作品を生み出した場所である。

ピカソ以外の優れた現代アートも展示している。

  • 『アンティーブの鍵』 – Les clefs d’Antibes (1946年9月)(壁画)
  • 『ガラス瓶、舌平目、水差しの静物画』 – Nature morte à la bouteille, à la soe et à l’aiguière (1946年9月)
  • 『生きる喜び』 – La joie de vivre (1946年10月-11月)
  • 『フクロウと3つのウニの静物画』 – Nature morte à la chouette et aux trois oursins(1946年11月6日)
  • 『ユリシーズとセイレーン』 – Ulysse et les sirènes (1946年-1947年9月)
  • 開館:1966年
  • 作品数:約250点
  • 所蔵作品:制作されたままのその場に残った作品、ヴァロリスで制作した陶器作品を所蔵。

【フランス】ヴァロリス・ピカソ美術館(Musée National Picasso, La Guerre et La Paix )

別名、「戦争と平和 国立ピカソ美術館 (Musée National Picasso, La Guerre et La Paix )」 。

ヴァロリスは古くから陶芸が盛んであり、1948年〜1955年の間、ピカソはこの地で陶器や彫刻の制作を行いました。

古城の礼拝堂に描かれた壁画「戦争と平和」は必見。

  • 『戦争と平和』 – La Guerre et la Paix (1952年)
  • 『世界の四つの部分』 – Les quatre parties du monde (1957年-1959年)

【スペイン】バルセロナ・ピカソ美術館(Museu Picasso de Barcelona)

ピカソの生涯の友人であり秘書であるジャウメ・サバルテスのコレクションを元に、バルセロナ市立美術館として開館。ピカソが生前に関与した唯一の美術館であり、最初のピカソ美術館。

  • 「初聖体拝領」 -First Communion(1896年)
  • 「科学と慈愛」 -Science and Charity(1987年)
  • 「ラス・メニーナス、ベラスケスによる」(1957年)
  • 開館:1963年
  • 作品数:4251点
  • 所蔵作品:幼少期から「青の時代」「バラ色の時代」の作品群、「ラス・メニーナス」連作等

【スペイン】マラガ・ピカソ美術館(Museo Picasso Málaga)

ピカソの最初の妻であったオルガの息子パウロの妻クリスティーヌと孫ベルナールのコレクションを元に開館。

  • 開館:2003年
  • 作品数:285点

ピカソ美術館以外の海外美術館

【フランス】ポンピドゥセンター(Centre national d’art et de culture Georges Pompidou)

パリへ行った際は、「パリ・ピカソ美術館」と「ポンピドゥセンター」へ行けば、十分ピカソを楽しめるでしょう。

「パリ・ピカソ美術館」と比較すると、ピカソの代表作の所蔵は少ないものの、良作が多く展示してあります。

  • 「ジャンヌ」Jeanne(1901年)
  • 「女性の胸像」Buste de femme(1907年6月)
  • 「読書」La Liseuse(1920年)
  • 「ハーレクイン」Arlequin(1923年)
  • 「ミューズ」La Muse(1935年1月)
  • 「女性の頭部」Tête de femme(1939年10月)
  • ピカソ作品数:約185点

【スペイン】国立ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)

代表作「ゲルニカ」は圧巻。

「ゲルニカ」は特別展示室に展示されており、荷物検査・写真撮影禁止など、海外の美術館では珍しいほど、セキュリティが強化されている。

その他、「ゲルニカ」のための、闘牛の素描や「泣く女」の連作・素描、「画家とアトリエ」をテーマにした作品を所蔵。

  • 「ゲルニカ」Guernica(1937年)
  • ピカソ作品数:約120点

【イギリス】テート・モダン(Tate Modern)

ゲルニカの習作にもなった「泣く女」は、1987年に相続税の代替品として、イギリスへ物納されたものです。

  • 「泣く女」Weeping Woman(1937年)
  • 「3人の踊り子」The Three Dancers(1925年)
  • ピカソ作品数:約45点

【アメリカ】ワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)

バラ色の時代の代表作「サルタンバンクの一家」の他、地味に銅版画の良作を多く所蔵している美術館。

  • 「海辺の貧しい家族」The Tragedy(1903年)
  • 「サルタンバンクの一家」Family of Saltimbanques(1905年)

ピカソ作品数:323点

【アメリカ】ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art, New York)(MoMA)

アメリカ内で最もピカソ作品を多く所蔵している美術館。代表作の他、多くは版画作品。変わり種では、ピカソがバレエ団衣装をデザインした際のデザイン画も所蔵しています。

  • 「アヴィニョンの娘たち」Les Demoiselles d’Avignon(1907年6月〜7月)
  • 「マ・ジョリ」Ma Jolie(1911〜1912冬)
  • 「オルタの貯水池」The Reservoir, Horta de Ebro(1909年夏)
  • 「アルルカン」Harlequin(1915年)※キュビズム時代の作品
  • 「座る水浴者」Seated Bather(1930年)
  • 「鏡の前の少女」Girl before a Mirror(1932年3月)
  • 「納骨堂」The Charnel House(1944〜45年)
  • ピカソ作品数:約1250点

【アメリカ】メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)(The Met)

  • 「アルルカン」Seated Harlequin(1901年)
  • 「ガートルード・スタインの肖像」Gertrude Stein(1905–6年)

ピカソ作品数:725点

【アメリカ】クリーヴランド美術館(Cleveland Museum of Art)

  • 「人生」La Vie(1903年)
  • 「ハーレム」The Harem(1906年春〜夏)
  • ピカソ作品数:約58点

【ロシア】プーシキン美術館(Pushkin State Museum of Fine Arts)

  • 「ヴォラールの肖像」(1910年)
  • ピカソ作品数:12点

【ロシア】エルミタージュ美術館(Hermitage Museum)

  • 「居酒屋」(1914年)

日本国内美術館

【東京】石橋財団アーティゾン美術館

画商・評論家・コレクターであった福島繁太郎の旧蔵品をメインに展示。

  • 「女の顔」1923年
  • 「生木と枯木のある風景」1919年
  • 「画家とモデル」1963年 
  • 「腕を組んですわるサルタンバンク」1923年
  • 「ブルゴーニュのマール瓶、グラス、新聞紙」1913年
  • ピカソ作品数:62点

【神奈川・箱根】ポーラ美術館

  • 「海辺の母子像」1902年
  • ピカソ作品数:22点

【岡山県倉敷市】大原美術館

  • 「鳥籠」1925年
  • 「頭蓋骨のある静物」1942年
  • ピカソ作品数:2点

【広島】ひろしま美術館

  • 「酒場の二人の女」Deux Femmes au bar(1902年)
  • 「女の半身像(フェルナンド)」Buste de femme (Fernande)(1909年)
  • 「母子像」Maternité(1921年)
  • 「仔羊を連れたポール、画家の息子、二歳」Paul, fils de l’artiste, à deux ans, avec son agneau(1923年)
  • 「手を組む女」Femme aux mains jointes(1959年)
  • 「女の半身像」Buste de femme(1970年)
  • ピカソの作品数:8点

【神奈川・箱根】彫刻の森美術館・ピカソ館

マリー=テレーズ・ワルテルの娘マヤから購入した陶芸作品(188点)を所蔵。

  • ピカソの作品数:319点

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